「せっかく家族で京都に行くなら、あのおしゃれなカフェの記事を書きたいな」
「これって、旅行代の一部を経費にしてもいいの?」
お出かけ好きの副業ママなら、一度は悩むポイントですよね。
実は、家族旅行とブログ取材を兼ねる場合、「全額経費」はNGですが「一部経費」にすることは可能です。
今回は、1億円の法人の「出張の正当性」を日々チェックしている私が、税務署に突っ込まれないための「旅費の切り分け方」を伝授します!
1. 家族旅行を「経費」に変える魔法の比率
家族旅行の中に「ブログの仕事」を混ぜる場合、大切なか考え方は家賃と同じく「按分(あんぶん)」です。
1億円を稼ぐ社長でも、家族旅行のついでに取引先を1件訪問しただけで「旅行代すべて会社持ち」にしようとすれば、税務署から真っ赤なバツ印をつけられます。
大切なのは、「仕事に使った時間や割合」をハッキリさせることです。
【ケーススタディ】2泊3日の温泉旅行の場合
例えば、家族と2泊3日の旅行に行き、そのうちの2日目の午前中に「地元の人気店」へ取材に行ったとしましょう。
- 交通費: 家族の分は当然NG。
あなたの分も、100%経費にするのは難しいですが、
「もし取材に行かなければ発生しなかった移動分」は経費にできます。 - 宿泊代: 3日間のうち、仕事に費やした時間の割合で計算します。
(例:3日間のうち、実質1日分をリサーチや撮影に充てたなら、宿泊代の1/3を経費にする)
2. 税務署が納得する「仕事だった証拠」3点セット
「旅行に行きました、ついでに記事も書きました」だけでは、プロの世界では通用しません。
1億円の会社が税務調査を乗り切るために用意する、「動かぬ証拠」を揃えましょう。
- 取材計画メモ: 旅行前に「〇日、〇〇店にてブログ用の写真撮影と店主への聞き取り」といった予定をカレンダーや手帳に残しておきます。
- 成果物のURL: その旅行がきっかけで公開されたブログ記事です。これが「事業としての実態」を証明する最大の武器になります。
- 「一人分」の領収書: ホテル代などは、家族全員分ではなく「大人1人分ならいくらか」がわかるようにしておきましょう。
3. 【要注意】絶対に経費にできないもの
いくらブログ取材を兼ねていても、以下のものは「私的利用」と見なされます。
- 家族全員分の食事代: 「取材先でのランチ代」はあなた一人分だけが経費です。
- テーマパークの入場料: ブログのテーマが「ディズニー攻略」などでない限り、遊びの要素が強いチケット代は否認されるリスクが高いです。
- お土産代: 読者へのプレゼント企画でもない限り、基本は経費になりません。
4. プロの視点:自分の「出張ルール」を作ろう
1億円規模の会社には、必ず「出張旅費規程(しゅっちょうりょひきてい)」があります。
副業ママも、自分なりの「私はこういう基準で旅費を計上しています」というメモを作っておきましょう。
モリ『ブログのネタになるから!』と何でも経費にするのは、1億円の社長でもやりがちな失敗。
でも、『この記事を書くために、この時間はこう動いた』と説明できれば、それは立派な事業経費です。
賢く動いて、賢く守りましょう!
まとめ:旅も食事も「事業への投資」に変えるのはあなた自身
「家族旅行のついでに取材」も「作業中のコーヒー代」も、大切なのは『そこに事業としての意図があるか?』という一点に尽きます。
1億円規模の法人が、なぜ厳しい税務調査を乗り切れるのか。
それは、社長が「これは仕事だ」と自信を持って言えるだけの『客観的な証拠(記録)』を積み上げているからです。
副業ママの皆さんも、今日からこの3つを意識してみてください。
- 目的を明確にする: 「何のためにそこへ行き、何を食べるのか」を一行メモする。
- 証拠を残す: レシートと一緒に、写真やブログ記事という「成果」を紐付ける。
- 迷ったら「誠実な按分」: 100%を目指さず、実態に合わせた「50%ルール」などで隙を作らない。



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